オメガ3で動脈硬化・心筋梗塞を予防しながら健康に

動脈と呼ばれる大きな血管は、加齢とともに弾力を失い、乱れた食生活によってコレステロールの塊が血管内の壁に付着、動脈硬化が起こります。そしてその際に発生した動脈瘤は心臓の毛細血管につまり、心筋梗塞などの深刻な症状につながります。また、脳の毛細血管につまることで発生する脳梗塞も生死に関わるので注意が必要ですね。しかし、魚などに含まれるDHAや、ゴマ油の成分であるα-リノレン酸がこれらの症状を改善するのではないか、という研究結果が明らかになりました。

今回は中高年の男性に起こりがちな動脈硬化と心筋梗塞を予防する効果が期待される、オメガ3脂肪酸について紹介していきます。オメガ3の効果は、慶應義塾大学教授でアンチエイジングの権威である井上浩義先生によって証明されており、コレステロール値を下げることで注目されています。また、アメリカでもその効果は知られており、心疾患を防ぐためのサプリメントとして販売されています。

現在わかっているオメガ3の主な効果は、脳の老化防止、動脈硬化の予防、コレステロールや中性脂肪値を下げる心臓病、がん、脳溢血・脳卒中、糖尿病、高血圧、肥満などの生活習慣病を予防、抗うつ作用、ストレスの軽減、ダイエットの促進、アレルギー症状を緩和させる、美肌効果、血管の弾力性を高める、赤血球の働きを向上させる、などなど盛りだくさん。

脂肪酸とはわかりやすく言えば食品に含まれる油。良質な油を適度に摂取することは健康に良いと昔から知られていましたが、オメガ3はその中でも特に効果的な脂肪酸なんです。あのクレオパトラもゴマをよく食べてキレイな肌を維持していたと記録が残っているほど。

そして動脈硬化の大きな原因は血管の老化。健康な血管は柔らかいゴムのように柔軟ですが、年とともに柔軟性を失い衝撃に弱く、切れやすい状態になってしまいます。オメガ3はそんな血管を柔らかくし、いつまでも柔軟な状態を維持してくれます。そして血液そのものを健康に保つ効果もあります。中性脂肪やコレステロール値を下げ、サラサラで動脈瘤が発生しにくい血液に戻してくれます。油っぽい食事や塩気の強い食事が中心になると生活習慣病の原因になってしまいます。

オメガ3はドロドロになった血液をサラサラにし、心筋梗塞や脳梗塞などの突然起こる危険な症状を防いでくれます。焼き魚やゴマなど、日々の食事から摂取することも可能ですが、サプリメントを中心に効果の高い商品も発売されているのでまずは試してみましょう。オメガ3サプリに関してはこちらをクリックしてください。詳しく解説されています。

オメガ3は動脈硬化と心筋梗塞の予防以外にも嬉しい効果が沢山

DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)で有名な不飽和脂肪酸が、オメガ3系脂肪酸です。
オメガ3系脂肪酸は、動脈硬化と心筋梗塞の予防に効果が期待できると言われて注目されています。

これ以外に、オメガ3にどのような効果が期待できるかですが、アレルギーやがんの予防効果があげられます。
アレルギーやがんの原因のひとつと言われている脂肪酸が、アラキドン酸です。肉などの動物性脂肪に多く含まれている脂で、これも神経や免疫系を働かせるのに必要なものなのですが、過剰摂取するとアレルギーやがんを引き起こす炎症の原因になります。

現代人の食生活が欧米化したことで、魚中心の食生活から肉中心の食生活にシフトしたため、アラキドン酸の摂取量が増えているのが問題です。これが原因で昔よりもアレルギーが増えたとも考えられています。

オメガ3には、このアラキドン酸の合成を抑制する効果があります。過剰な合成を抑制して、原因となる炎症物質が生じるのを防いでくれます。その結果、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の緩和につながるというわけです。

また、がんに対しては原因物質のアラキドン酸の合成抑制の他に、がん細胞の増殖スピードを遅くしたり、アポトーシス(細胞の自殺)を促してくれる働きがあります。これにより、がんの転移を食い止める効果が期待できるということがわかっています。
がんはアポトーシスが正常に行われない異常細胞が増殖し続ける病気ですから、オメガ3でこれを食い止めることができるならば、かなり嬉しいことです。

他にも、オメガ3は脳の機能を活性化してくれる働きもあります。動脈硬化を防ぐことができれば脳に新鮮な酸素と栄養素が行き渡りやすくなりますし、それだけではなく、DHAは血液脳関門という脳の関所を通過して、神経伝達物質の受け渡しをスムーズにしてくれる効果があると言われています。
情報伝達がスムーズになると、記憶や学習機能を司る海馬の働きが活発になり、頭が良い子が育つということです。

また、加齢によって脳が萎縮すると認知症の原因になりますが、DHAには傷ついた脳細胞を修復し、残っている神経細胞を活性化する働きがあるため、いつまでも若々しい脳機能が保たれるという効果があります。

動脈硬化や心筋梗塞予防だけではなく、オメガ3系脂肪酸には、アレルギーやがんの予防、脳機能の活性化、認知症予防などの嬉しい効果が期待できます。

動脈硬化や心筋梗塞が起こる仕組みとオメガ3の効果

心筋梗塞を引き起こす原因のひとつは動脈硬化であると言われています。
心臓の動脈や心臓に近いところに動脈硬化が発生すると、心筋梗塞を起こしてしまうリスクはさらに高まります。
血管内に動脈硬化が起きると、血液がドロドロになってしまいます。
血液がドロドロしている状態というのは血流が悪くなっている状態ということです。

ドロドロした血液はやがてプラークという血栓を造り、これが動脈の血管の中に張り付いたり積もると血管を狭くします。
プラークが血管内を通過できなくなり、血流をせき止めてしまうと心筋へ十分な血液が流れなくなります。
酸素や栄養が心筋に満足にいかなくなると、心筋の細胞組織が壊死状態になってしまいます。
心筋の細胞組織が壊死状態になるということは、細胞が活動していない状態ということになりますので、心臓が動かなくなり激しい痛みや不整脈を起こし、最終的には心不全になり死に至ってしまいます。
この一連の流れが動脈硬化が心筋梗塞を引き起こす流れになります。

しかし逆を言えば動脈硬化にさえならないように気をつけていれば、心筋梗塞は防ぐことが出来るということです。
そこで毎日の生活の中でオメガ3を摂取するように心がけていくことをおすすめします。

オメガ3脂肪酸の中にはDHA・EPAやα-リノレン酸などの種類があります。
α-リノレン酸は食品からしか摂取できない必須脂肪酸になります。
体内に取り込まれるとその一部がDHA・EPAに変換されます。
DHA・EPAは青魚に多く含まれています。

オメガ3の主な効果は、動脈硬化を予防する、脳の老化をおさえる、コレステロール値を下げる、中性脂肪を下げる、生活習慣病の予防、ストレスの軽減、抗うつ作用、ダイエット、アレルギー症状の緩和、血管の弾力性を高める、肌をきれいにする、赤血球の柔軟性を高めるなどがあります。

オメガ3は血管の弾力性を高めたり赤血球の柔軟性を高めるため、血液をさらさらにして血管を若くしてくれるのです。
生活習慣を見直すのと同時にオメガ3脂肪酸(とくにDHA・EPA)を意識的に摂取することにより、心筋梗塞を防ぐことが可能です。
食べ物からオメガ3を摂取するのは、青魚を最低週に2回程度食べれば十分なのですが、調理家庭でオメガ3脂肪酸は酸化する可能性が高いのが現状です。

また青魚特有の臭みが苦手な人や、魚を料理するのが苦手な人などは、オメガ3はサプリメントなども上手く利用して摂取していくのをおすすめします。

動脈硬化・心筋梗塞の予防のためのオメガ3の摂り方

動脈硬化や心筋梗塞は、関わりが深い病気です。
動脈硬化になると、血管のなかで血栓ができやすくなり、それが心臓の冠状動脈でできると心筋梗塞を発症する可能性があります。

心筋梗塞のリスク因子になる病気には、糖尿病、高脂血症、高血圧など様々なものがあり、これを防ぐことが動脈硬化、ひいては心筋梗塞を予防することにつながります。

これを防ぐには、肉中心の食生活を改めて、昔ながらの魚中心の食生活に切り替えることが役立ちます。魚の油にはどれもオメガ3系脂肪酸が含まれていますが、特に多いのはサバやマグロなどの青魚です。

健康のためにはオメガ3系脂肪酸のEPAを摂取することが効果的と言われていますが、医療用医薬品として使われているものの標準投与量は1.8g/日なので、動脈硬化を予防、改善する目的であればかなりの量を摂取する必要があります。

もしEPAを魚からだけ摂取しようとすると、サバの切り身(70g×2枚)を毎日食べないと、1日に2g摂ることはできません。また、他の脂肪分まで一緒に摂取してしまうのでカロリーオーバーになる恐れがあります。旬の時期はEPAの量は多いのですが、旬ではない時期には少ないなど、量が一定ではないのでどれくらい摂取したのかわかりにくいという問題もあります。
栄養補助食品を使う場合は、平均1日約25粒〜55粒飲む必要があります。

効率よく摂取するのは、食事とともにサプリを生活に取り入れていくといいでしょう。オメガ3が含まれているサプリには高純度のものも増えているので、少ない量でも1日の推奨摂取量を補える可能性があります。

オメガ3系脂肪酸のなかでもEPAはDHAよりも血液をサラサラにしたり、血管の弾力を高めるといった効果が高いと言われていますが、単独で摂取するよりもDHAとあわせて摂ったほうが相乗的な効果が期待できると言われています。

サプリであれば、EPAとDHAのどちらも含まれているので効率よくオメガ3系脂肪酸を摂取して必要量を満たすことができそうです。

オメガ3系脂肪酸のサプリはやや魚臭く飲みにくいものもありますが、ニオイをかなり減らすことに成功している製品もあります。魚のニオイが苦手な人でもほとんど気にせず飲むことができるので、長期的に利用したい人は少し高くても気にならないほうを選んだほうがいいでしょう。

飲んですぐに効果が出るというわけではないので、長期的に摂取できるものを選んで飲み続けるのが賢い摂り方です。

なぜオメガ3で動脈硬化・心筋梗塞が防げるのか

オメガ3とはオメガ3系脂肪酸ともいい、EPAやDHAなどといった脂肪酸の総称のことを指していますが、オメガ3には色々な健康にまつわる効果があるということが判明してきています。

現在の日本人が亡くなる二番目に多い原因となっている心疾患や、日本人が亡くなる三番目に多い原因となっている脳疾患は、どちらも高血圧や動脈硬化などといった生活習慣病に関連しています。

高血圧や動脈硬化などといった生活習慣病にかかってしまう危険性を減らしてくれるのがオメガ3系脂肪酸であるということになります。
このことが判明したのはイヌイットという北極圏に住む民族が果物や野菜をほとんど摂取しないのに、心筋梗塞を発症する方があまりいないことに不思議に感じた学者が調べたためです。

イヌイットの方の身体を検査すると、血行が良く動脈硬化の症状がほとんど見られず健康な状態の方ばかりでした。
そして、どうしてそんなに健康な状態なのかを調べてみると、イヌイットの方はアザラシの肉を頻繁に摂取していることが判明しました。
アザラシは主にオメガ3系脂肪酸がたくさん含まれているアジなどといった青魚を食べているため、アザラシの肉にもオメガ3系脂肪酸がたくさん含んでいることが判明しました。

主に肉に含んでいる脂肪を摂取して生活をしているデンマークの方と、主に青魚に含んでいる脂肪を摂取して生活をしているイヌイットの方を比べてみると、心筋梗塞などといった心疾患が原因で亡くなる確率が七分の一であるという大幅な差が生じています。

オメガ3系脂肪酸は固まりにくく、水にも溶けやすくいという性質を持っているため、血管の中の動脈硬化が進行するのを防いでくれて、この結果として脳梗塞や心筋梗塞といった血管にまつわる病気を発症してしまう危険性を減らしてくれます。

このオメガ3系脂肪酸をたくさん含まれている食材は、青魚だけでなく、えごま油や亜麻仁油といった食用油や、クルミなどといったナッツ類にたくさん含まれているため、血中のコレステロールの値や中性脂肪の値が高い方は、もちろんのことですが、健康診断などで血液の検査結果に異常値がない方でも、将来的に、これらの病気を発症してしまう危険性があるため、身体が健康な状態の今のうちから積極的にオメガ3系脂肪酸をたくさん含んでいる食材を摂取すると、いつまでも健康に生活を送れることが期待できます。

食事から摂取するのが難しい場合はオメガ3系脂肪酸が配合されたサプリメントを活用する方法もあります。

家族に動脈硬化・心筋梗塞になった人がいたら積極的にオメガ3を摂った方が良い?

オメガ3は血液の状態を改善することができるので、動脈硬化や心筋梗塞を防ぐことができます。またコレステロール値や中性脂肪値にも良い影響があるので、自分の家族が動脈硬化などになって、遺伝的な問題がある場合には積極的にオメガ3を摂取する必要があります。
動脈硬化は遺伝的な問題ではなく、生活習慣によって引き起こされるとされていますが、コレステロールや中性脂肪は遺伝的な影響をかなり受けるとされているので、近親者に動脈硬化や心筋梗塞の人がいる場合には、高血圧に注意をして脂肪を含む食事を減らすなどの対処が必要です。

オメガ3は青魚に多く含まれているので、肉と野菜、魚をバランス良く食べていれば特に心筋梗塞などのリスクは上がりませんが、脂肪や糖分の多いいわゆるジャンクフードやジュースなどを飲食しているとリスクが上がります。

とくにジュースに含まれている糖分は体に吸収されやすいので血糖値を急激に上げてしまいます。血糖値が急激に上がると体は脂肪を溜め込もうとするので、内臓脂肪が増えていまします。

内臓脂肪は一般的には消費しやすい脂肪とされているので、痩せるときには内臓脂肪から減っていきます。しかし内臓脂肪は消費される時に血管内に流れ込みやすくなるので、心臓病の原因になるとされています。

オメガ3脂肪酸は血液の中性脂肪を減らすことができるので、ダイエット中に摂取していると心臓病の予防に役立ちます。青魚の他に、緑黄色野菜やナッツ類にも多く含まれているので、魚が嫌いで食べられない場合はナッツや野菜を多く食べることで補うこともできます。
オメガ3は日本ではほとんど問題にされておらず、サプリメントなどもアメリカでの人気のほうが高いのですが、その要因として日本人の魚の摂取量があります。

日本人は小さな頃から魚を刺し身や焼き魚として食べているので、オメガ3があまり不足することがありません。しかしアメリカやヨーロッパではジャンクフードを食べているにもかかわらず魚やナッツ、野菜をあまり食べないので、オメガ3をサプリメントから摂取する必要性が高まりました。

実際にアメリカに行くと男性も女性も太っている人が多いことに驚かせられる日本人が多いのですが、これは食習慣の違いによって、生じる違いで人種は関係ないとされています。

日本人などのようにアジア圏に住んでいる人が気をつけたいのが、糖分のとり過ぎで、欧米人に比べると糖を脂肪としてため込む能力が高いので、糖尿病や動脈硬化のリスクを高めることが指摘されています。

オメガ3の性質と動脈硬化・心筋梗塞の予防効果

オメガ3系脂肪酸は5大栄養素の脂質にあたる部分で魚の脂であるEPAやDHAを指しています。高い抗酸化力を持っており、アンチエイジング効果もあるとしていま注目されている栄養素です。オメガ3系は基本的に魚から摂取することができ、青背の魚を中心にしっかりとした栄養素を摂取することができます。オメガ3系に対してお肉の脂はオメガ6系と言われています。この脂肪酸をバランスよく摂ることで動脈硬化や生活習慣病を防ぐことが可能となるわけです。

動脈硬化の原因は諸説ありますが、血管が酸化することによって柔軟性を失い正常なはたらきができなくなって血管が硬くなってしまいます。動脈硬化が進行すると心筋梗塞や脳卒中など様々な合併症につながるので、血管を柔軟に保つことが大切です。

そこでオメガ3系が役に立ちます。基本的にはオメガ6系が怪我や傷に対して炎症を起こす役割があり、オメガ3系はその炎症を抑える働きがあるのです。いわば燃料がオメガ6系でエンジンを冷やすのがオメガ3系といった具合でしょうか。オメガ6系を取りすぎていると燃料を燃やす力ばかりが強くなり、その炎を冷やす力が足りなくなっていきます。その炎症が皮膚に残ればアトピー性皮膚炎、血管に症状が出れば動脈硬化、肝臓に行けば肝硬変や糖尿病といったように生活習慣病に直結している症状となります。

そのため動脈硬化や心筋梗塞を防ぐためにはオメガ3系の脂をしっかり取ることが求められるのです。魚中心の食事にシフトすることも効果的でしょうし、肉食を抑えてバランスを整えるだけでも十分効果があります。栄養学上ではオメガ3が1に対してオメガ6は2の割合で摂取するようにしてください。このバランスが1:5や1:10になってしまうと炎症が起きやすい身体になってしまいますし、結果的に生活習慣病へと直結してしまいます。ファストフードやコンビニ食を控えるだけでもこのバランスは整えることができるので、日々の食事に気をつけるようにしてくださいね。

サプリメントを使うときはオメガ3系がしっかりと含まれているものを選びましょう。もちろんオメガ3系だけでなく他のビタミンやミネラルも含まれているものの方が効果的です。人間の体はひとつの栄養素で構成されているわけではありません。様々な栄養素をまんべんなく摂取することで健康な体を手に入れることができます。理想をいえば食品からすべて取ることなので好き嫌いせずにバランスよく食事を取るようにしましょう。

動脈硬化や心筋梗塞の再発防止にもオメガ3が効果的

動脈硬化の主な原因は劣化した脂質や、酸化した脂質(過酸化脂質)です。動脈硬化はあらゆる病気の元凶になり、心筋梗塞を引き起こすこともあります。

肉についている脂やコレステロール、食用油などは、加熱すると過酸化脂質に変化します。過酸化脂質は体の栄養とはならず、免疫に関わるマクロファージによって異物と判断されます。
このことからも、過酸化脂質は体に良いものではないということがわかります。

過酸化脂質は血管に沈着して、動脈硬化のリスクが高くなります。一度動脈硬化になってしまうと、血管は簡単には元のような弾力性を取り戻すことはできません。薬を飲んでなんとか血栓ができないように食い止めるという程度にしか、防ぐ方法はありません。
心筋梗塞を一度発症した人も、血管が脆くなっている可能性が高いので再発する恐れがあります。

こうなると打つ手がなさそうですが、オメガ3系脂肪酸は動脈の弾力性を維持したり、脂質代謝を改善したり、血液をサラサラにする効果が認められているので、病気の発症を防ぐことができる可能性があります。

オメガ3脂肪酸は血管壁に働きかけて、血管の弾力性を保つ働きがあるので、動脈硬化の予防になります。さらに、コレステロールや中性脂肪を下げてくれるので、脂質代謝が改善されます。

また、赤血球に働きかけて柔らかくしてくれる働きもあります。赤血球は毛細血管よりも大きい場合もあり、そうなると形を変えないと毛細血管を通ることはできません。オメガ3が不足していると赤血球が硬くなってしまい、毛細血管を通り抜けることができなくなってしまいます。それでも心臓は全身に血液を押し出そうと頑張るために心臓に負担がかかって血圧が高くなって、心筋梗塞のリスクが高まります。

それに対して、オメガ3脂肪酸は赤血球を柔らかくしてくれるので、自身よりも狭い毛細血管の間を簡単に潜り抜けてくれます。これがいわゆる血液サラサラの状態です。
こうなると心臓に余計な負担がかからなくなるため、心疾患のリスクを減らすことができます。

さらに、オメガ3系脂肪酸は血液の血小板が凝集してしまうのを防ぐ働きもあります。これにより、二重に血液を流れやすくすることができます。

オメガ3系脂肪酸は、動脈硬化にも心筋梗塞の予防にも、どちらも効果が期待できます。青魚の他にくるみやアマニ油などにも含まれています。サプリメントから摂取しても、同じように効果が期待できます。

オメガ3は動脈硬化、心筋梗塞の不安を取り除いてくれる

動脈硬化や心筋梗塞といった病気に、自分がなってしまうのではという不安を感じている方も、多いのではないでしょうか。
動脈硬化とは文字通り、動脈の血管が硬くなってしまう病気です。
血管のしなやかさが失われてしまうと、収縮性も失われてしまい高血圧になりやすくなります。
この状態が長く続くと血管の内側に負荷がかかり、脳出血など血管が破けてしまう病気を引き起こすケースがあるのです。

血中のコレステロールや中性脂肪値が上がり、血栓ができてしまいます。
この血栓が心臓の血管を詰まらせてしまうと、心筋梗塞になってしまうのです。
どちらの病気も進行すると命を失う危険性もある、とても怖い病気ですので早めに対策する事が大切です。

色々な対策法がある中で、近年話題となっているのがオメガ3という必須脂肪酸です。
オメガ3は青魚やエゴマ油、ナッツ類に多く含まれている不飽和脂肪酸の1種で、体内で作りだす事が出来ない栄養素でもあります。
オメガ3を意識して補う事によって、血中の悪玉コレステロール値が減少する為、動脈硬化を予防する効果が期待出来ます。

悪玉コレステロールが増加すると血液の流れがドロドロになり、酸化が進んでしまう事から動脈硬化が起こりやすくなります。
血中には悪玉コレステロールの他に、善玉コレステロールというコレステロールもあるのですが、善玉は悪玉を回収し血管の健康を守る働きをするのが特徴です。
オメガ3は善玉コレステロールの働きを良くする作用があるので、より悪玉コレステロールを減らす効果に優れているのです。
悪玉コレステロールが減ると血液がサラサラになり、血液の流れもスムーズになります。
血圧を下げる作用もあるので、動脈硬化による血管の破裂といった症状を予防する効果もあると考えられています。

また、オメガ3は悪玉コレステロールだけでなく、中性脂肪を減らす効果も持つ栄養素です。

悪玉コレステロールと中性脂肪が血中に多い状態だと、血液の流れが悪くなり血栓が出来やすくなります。
この状態が長く続くと血栓で血管が詰まり、心筋梗塞を招くリスクが高くなるのです。

オメガ3を摂る事で血栓が出来にくくなる事から、心筋梗塞の予防にも効果を発揮します。

このように、オメガ3という栄養素は血管の健康や若さをキープしてくれる、とても大切な働きをしています。
食事から補うのはもちろん、サプリメントなどの健康食品などを活用して、毎日補う事で動脈硬化や心筋梗塞といった、病気の不安を取り除いてくれるでしょう。

オメガ3で動脈硬化・心筋梗塞が予防できる?

動脈硬化や心筋梗塞は生活習慣病と呼ばれていて、毎日の生活習慣の積み重ねによって起こってしまう病気です。特に心筋梗塞は動脈硬化が悪化したからこそ起こってしまう命にかかわってしまう病気のため予防を行っておくことが重要になっています。動脈硬化を引き起こす生活習慣に必要以上にカロリー摂取をしてしまうことが上げられます。

必要以上のカロリーは脂肪として身体の中にためられて何らかの事態で食べ物が食べられなくなってしまった場合にエネルギーとして使用されるのですが、現代の日本では食べ物が食べられなくなってしまうということはあまり考えられません。 そのため脂肪がどんどんと増えて行きますがその際に脂肪を身体中に蓄積しておくために重要な働きをしているのが血液です。

血液中に溶けた中性脂肪やコレステロールが酸化してしまうと血管の内側に付着し、血液が流れる量を少なくしてしまったり血管をふさいでしまいます。これらが心筋梗塞や動脈硬化の原因となるのです。

オメガ3は不飽和脂肪酸と言われている常温で液体のままの油分です。オメガ3は体内に入っても液体のままなのですが、身体に蓄積されている脂肪に働きかけて不飽和脂肪酸と同じような液体にする働きがあります。この働きによって血液中の中性脂肪やコレステロールが消費されて行きます。オメガ3の働きは血液をサラサラにして流れをよくすると同時に血管の内側に付着することがなくなるので動脈硬化や心筋梗塞を予防してくれるのです。

では、これらの病気を予防するためにオメガ3をどんどん摂取すれば良いのかと言えばそうではありません。オメガ3は過剰に摂取しすぎると事故などでけがをした際、今までならしばらく圧迫しておけば自然と止まっていた血液が止まりにくくなってしまう可能性があります。 血液が凝固するのを抑制する働きによって動脈硬化や心筋梗塞を防いでくれるのですが、過剰摂取をすると血液を止めるための凝集作用が上手く働かなくなってしまうのです。

1日のオメガ3の摂取目安は性別や年齢を平均して約2gと言われており、特定の効果を期待して摂取する場合でも1日3g程度の摂取が推奨されています。また、健康にいい油だと言えど油であるという点には違いはありません。そのため過剰摂取を継続的に行ってしまうと脂肪がつきやすくなってしまうこともありますので、1日2~3gを目安にして摂取を継続することが重要だと言えます。